
「休日にやることがなくて退屈…何か趣味を見つけたい!」
「手軽に始められて、自宅でできる趣味がいい!」
おひとりの休日にこんなことを感じたことはありませんか?
この記事では、趣味として「グリッドアート」をおすすめします。
グリッドアートに良いイメージをお持ちの方も、そうでない方も、その魅力を知って余暇を有意義に活用するためにぜひ参考にしてみてください。

グリッドアートを他の創作系趣味と比較した場合、大きく異なる点は無限の表現を小さなマス目の中に凝縮するということです。
このデザインは幾何学的に構成するので緻密に作る。遠近感を出すためにこのラインを残す。小さなサイズで壮大な世界観を表現する…などなど。
素材の特性や構図の法則を理解し、マス目の中に世界を描くという独自の表現があります。
なので作品を鑑賞する際は、自分がその世界に入り込んだつもりで眺めると、また違った表情を発見できます。
もしかしたら絵画よりもパズルやプラモデルに近い感覚かもしれません。それが理由か、男性ファンも多いんですよね。
もちろん女性が楽しめる作品スタイルもたくさんあり、カラフルで繊細なデザインはとても人気です。

インドア系の趣味はたくさんあります。映画鑑賞、ゲーム、読書などなど…。
外出自粛の時期に多くのことに興味を持ち、チャレンジした方も多いのではないでしょうか。
いかがでしょうか?その趣味、続きましたか?
おそらくほとんどの方が新しい趣味を探しながら、途中でやめてしまいます。
新しいことに挑戦する際に最大の壁となるのは「習慣化できるかどうか」です。
人は習慣の生き物といわれますが、いつものルーティンに新しいことを加える作業にはストレスが伴います。逆に習慣化してしまえば、やらないことがストレスになるわけです。
では「習慣化しやすい趣味」としてグリッドアートの魅力をご紹介します。

グリッドアートは毎日少しずつ取り組むことが上達の近道です。一日サボると感覚が鈍ってしまいます!(もちろん対策はあります)
なので半ば強制的に毎朝少し時間を取って取り組んでいます。季節や気分によって異なる作業もあり、手を動かし続けなければ理想の作品には近づけません。
毎朝の練習、時期によっての制作作業があると聞いて、面倒だと思った方、それは大きな誤解ですです。
グリッドアートを趣味にしている人にとって、
毎日の制作時間は気持ちよく一日をスタートさせる新しいルーティンに。季節ごとのテーマ制作は、その時期が待ち遠しくてたまらないものです。
人間の体は、何万年も前から夜に休み朝に活動するリズムで作られています。
ここ最近の数百年で夜型生活が広まったわけですから、体に影響が出るのは当然のことです。
グリッドアートは毎朝少し早く起きて、明るい光の中で制作に取り組みます。続けていると自然と規則正しい生活リズムに近づくという愛好家はとても多いです。
また、昨日まで気づかなかった表現の発見に喜びを感じ、季節ごとに変わるテーマや色彩に心を動かされます。
理想の作品に近づけるよう工夫を重ね、何年も何十年もかけて腕を磨いていきます。
創作に終わりはありません。どれだけ続けても完成はなく、いつだって今の作品が最高傑作でもあります。

手を動かして創作に集中することで、精神を安定させる「アルファ波」が増えます。筋肉の緊張がほぐれ、血圧・心拍数が落ち着くことで、心身のリラックス効果があるといわれています。
紙や素材を見つめる集中作業は、デジタル画面とは異なる目の使い方をするため、目の疲労を和らげる効果があるといわれています。スマホばかり見ていないでグリッドアートを楽しみましょう。
創作に没頭することで日常のストレスから切り離され、深い精神的安らぎを得ることができます。
人間と創作活動は、とても相性が良いということですね。

では趣味として始めようと考えた場合、気になるのはやはり「費用」です。
以前、予算別の始め方についての記事を書きましたので、お時間があるときにぜひご覧ください。
結論から言えば、費用はほとんどかけなくても十分楽しめます。工夫次第でほぼ0円からでも始められます。
メディアでは高額な作品が取り上げられることもありますが、一般的にはそのような素材を購入する必要はなく、希少品の価格はあくまで「相場感」によるものです。
費用を抑えて始められますが、最低限、専用のカッターかハサミだけは用意しておきましょう。

グリッドアートを始める際は、まずは好きなテーマやデザインを探しましょう。
幾何学模様、風景、動物、抽象画、季節のモチーフなど、テーマは無数にあります。テーマによって年間の制作スタイルが少しずつ異なります。でも全部一度に覚える必要はありません。(少なくとも私にはとても無理でした)
まずはお気に入りのテーマを見つけ、そこから始めていくのがおすすめです。
お近くに手芸店や画材店があればぜひ足を運んでみてください。なければネットショップが便利です。フリマアプリやオークションサイトも意外とおすすめです。
安価なものならネット購入でも問題ありませんが、高価な素材の場合は実物を確認してから購入することをおすすめします。
好きな素材を手に入れたら、100円ショップで構いませんので専用カッターかハサミを用意しましょう。ラジオペンチや定規もあると便利です。
あとは作業マットです。100均でも十分ですが、滑り止め付きのものが使いやすいです。(私は550円のゴム製マットを使っています。)
準備ができたら毎日少しずつ取り組み、時期に合ったテーマで制作し、理想の作品に近づけていく。
はい、これであなたの趣味はグリッドアートです。

余談ですが、グリッドアートは「几帳面な人の趣味」というイメージ通り、中高年の方が多いです。
「定年後に何か始めようかな」という方を中心に年配の愛好家が多いのですが、それとは別に、始めてしまうと作品が積み重なり続けるのでやめられなくなるというのも、長く続ける愛好家が多い理由のひとつです。
継続しやすい趣味であり、多くの愛好家が「もっと早く始めておけばよかった…」と感じています。(私自身もそう思います)
若いうちに始めるメリットはとても多いです。グリッドアートは日常の中の小さな変化を楽しみ、何十年先の自分の作品を思い描く趣味です。若いうちでなければ、じっくりと一から作り込む経験はなかなかできません。
少しでも興味を持っていただいた方は、ぜひ最初の一歩を踏み出してみてください。